就職祝いのお返しについて
内祝いのマナーについて
「就職祝い」は、まだ収入のない時点でいただく祝いですから、原則的にはお返しは不要です。
親の付き合いでいただいた場合も同様で、親が代わってお返しをする必要もありません。
ただし、お礼の気持を相手に伝えることは大切なので、本人が直接出向くか、手紙や電話でお礼を述べましょう。
内祝いの時期について
「就職のときにお世話になった」、「子どものころから特に目をかけてくれた」そうした相手には、初めて給料をもらったあと、無理のない程度の手土産をもってお礼に伺うといいでしょう。
両親、祖父母へのお礼について
また、子どもが一番お世話になったのは、やはり両親や祖父母ですから、初月給のときは感謝の気持ちを込めてお礼をしたいものです。
内祝いの金額やおすすめな品物について
初月給の中からささやかな品を。お酒など相手の好きなものを買うと喜ばれるでしょう。
水引、表書き、名前など、のしの書き方について
水引:紅白の蝶結び
のし:あり
表書き/上書き:「内祝」など
表書き/姓名:上書きよりやや小さめのフルネーム
父へのお礼のメッセージの文例について
お祝い、ありがとうございました。
それよりお礼を言わなくてはいけないのは、これまで育ててくれたことですよね。お父さんは、「仕事ばかりで、家族と一緒にいる時間が少なくて」と言っていますが、渡しは海外で活躍するお父さんが誇りでした。
大学で英文科に進んだのも、就職先に総合商社を選んだのも、お父さんのように働きたいと思ったからです。
これからは娘であると同時に、ビジネスマンの後輩としていろいろアドバイスしてください。どうかいつまでも元気で、70歳になっても、80歳になってもすてきなお父さんでいてください。
「冠婚葬祭 はじめてのマナー」より